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キャビンアテンダントの仕事内容って?
キャビンアテンダントの仕事内容って?
キャビンアテンダントの飛行機の乗務人数は、航空法に則り、機種、座席数、乗客数によって編成されています。通常は、乗客約50 名に対して客室乗務員が1 名以上乗務、機材によってドアの数に合わせた人数で乗務することが基本となります。乗務中にキャビンアテンダントは、常に機内で火災や異臭などの異常やお客様に異変が無いか、サービスを提供しながら全体の様子を伺って気を配り、お互いにアイコンタクトを取りながら、情報を共有しています。何か起きた時には、自分の身を張ってでもお客様の安全を守る使命を持ち、万が一、機内火災が発生した場合には、キャビンアテンダントの第一発見者が速やかに初期消火を行います。このような有事の際にもすぐ動けるように、キャビンアテンダントは日頃から訓練をして備えています。お客様に「機内で快適にお過ごしいただく」ことがキャビンアテンダントの大切な役割になります。
「保安要員」「サービス要員」として二種類の業務に分けることができます。
■保安要員として
客室乗務員は不測の事態に備えて厳しい訓練のなかでその対処方法を身に付けて乗務をしています。
万が一の不測の事態とは、① 機内火災、② 急減圧、③ 不時着水、④急病人などが考えられます。
①機内火災
機内には非常用装備品が搭載されています。火災に対処するため、紙が燃えた場合は水消火器、油や電気火災には、ハロン消火器を使用します。
②急減圧
急減圧時には天井から自動的に酸素マスクが下りてきます。その使い方などを教える義務があります。
③不時着水
不時着水に備えてライフラフト(ボート)、ライフベスト、非常用食料、フラッシュライト(懐中電灯)などが搭載されています。
④急病人
急病人が発生したときには、酸素ボトル、AED、救急箱を使用し対応します。
■サービス要員として
目的地に到着するまでに、お客様のお飲み物のリクエストに応えてお客様とアイコンタクトをしながらサービスをしていきます。同時にドリンク以外のご要望にも応えることができるよう、常にお客様の様子に気を配っています。急病人が発生したときには、酸素ボトル、AED、救急箱を使用し対応します。
■その他の業務